久留米市長 大久保勉

久留米は「人を育てる名産地」
メイド・イン・久留米を世界へ。

 本誌編集長が最近気になる市町村長に本音でインタビューをしていく新連載の第五弾として訪れたのは、福岡県の中でもさまざまな名物グルメや文化をはじめ、芸能人や有名人を輩出してきた歴史を持つ「久留米市」。最近では、大手シンクタンク『野村総合研究所』が国内100都市を対象にまとめた都市の成長可能性ランキングで全国5位にランクイン(1位は福岡市)。世界から外貨を獲得することで地域経済をけん引し、大都市に依存しない自立した地方都市「ローカルハブ」としての可能性を高く評価されていたり、人口10万人あたりの医師数が全国トップレベルであったり、『日経BP総研』がまとめた「自治体子育てランキング」では九州・沖縄エリアでトップの評価を得るなど、経済面だけでなく、医療や教育といった「暮らしやすさ」の面でも、今後の発展性にさらなる期待が集まっているのだ。
 今回はそんないま注目の都市「久留米」の市長に今年はじめに就任した生粋の久留米っ子である久留米市長・大久保勉さんを訪ね、久留米のいまの魅力の根源を探るべく直撃取材してきました。取材場所は久留米が全国に誇る文化施設『久留米シティプラザ』。取材後には、数多くの人気公演の舞台となっている『久留米シティプラザ』のゴージャスなステージにて撮影をしたり、大久保市長のライフワークでもあるマラソンの練習に同行させていただき、大久保市長はじめ、久留米というまちの魅力的な一面をたくさん紹介していただきました!

     「住みやすさ日本一」を市政スローガンに掲げていらっしゃいますが、市長がお考えになる「住みやすさ日本一のまち・久留米」とはどんな町なのか、お聞かせください。
 私はこれまで久留米に生まれ育ってから、いろいろな都市で暮らしてきました。久留米を出てからは、まず京都で学び、その後、東京で仕事をおぼえ、ニューヨークでも生活しましたし、仕事の出張で先進国のさまざまな都市を訪れてきました。そうした都市経験を経て、いざ故郷に戻ってくると「久留米には本当にいいところがたくさんあるよね」って改めて実感したんです。そして、もっとこの「久留米のよかとこ」をもっと世界に発信したいと強く思いました。
 そのような観点から考えた「住みやすさ日本一のまち・久留米」のまちづくりには、三つのまちづくりの柱があります。
 まず第一の柱は、子どもや学生、社会人、お年寄りなど、市民みんなが健康でいきがいを持って、笑顔があふれるまちにするための「暮らし・教育のまちづくり」。二つ目の柱は、都会の発展的で働きやすいという利点と、緑が多い田舎のやすらぎある住みやすさという利点が、バランス良く合わさった「安心・快適・都市力があるまちづくり」。そして三つ目が、久留米の地域文化・芸術・スポーツ・経済をさらに魅力的で活力あるものにするための「地方創生・経済成長・雇用が生まれるまちづくり」なんです。
 この三つのまちづくりの柱を基盤にして、これからの時代は「久留米のよかとこ」を世界に発信していく時代だと私は考えています。すでに久留米にはアジアを中心に各国からたくさんの方々がやってきていますし、さらに世界に発信していくことで、そのポテンシャルはこれからもっと、もっと、大きくなっていくと確信しています。
     《シティ情報Fukuoka》読者に向けて、「久留米のよかとこ」をお教えください。
 久留米には日本でも唯一の歴史や名所がたくさんあるんです。まず歴史文化という点では、国内では日本橋の水天宮などが有名ですが、全国に約200社あるその「水天宮」の総本山が実は『久留米水天宮』なんです。そのほかにも、

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